少し前の振り返りになりますが、4月29日(水)に再生を進めている一宮のH毛織さんののこぎり屋根工場に自分の母校である豊田高専の先生と学生さんたちが見学に来て頂きました。
在学中を振り返ると、様々な設計課題や卒業設計などに取り組んできましたが、どれも現実社会とはリンクしていなく、学生時代にもっと社会の現実と触れ合っておく必要があるなと思っていました。
今回ご縁のあった一宮ののこぎり屋根工場が、一宮市内に3000棟も残っていて、特に新たな使われ方が見出されていない現実を学生さんに知って欲しいと思い、母校の先生にお話しし、今回を迎えました。
のこぎり屋根工場を実際に使われてみえた80歳のオーナーさんも若い学生さんたちに過去のお話しが出来るとあって楽しそうでした。
後日、先生に学生さんたちのその後の話をお聞きしたところ、のこぎり屋根工場では無いにしろ、こういった建物の再生の観点の卒業設計に題材が変わった学生さんもいるようで、何よりでした。
学生さんの新しい発想力をこの現実社会の中で存分に発揮してほしいと思います。
ぜひ産学の連携はしてみたい。
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